ブログでペルソナ設定が大事って聞いたけど、どうやって設定すればいいの? ペルソナについて、全然わからないから誰か教えて!
今回は、こんな悩みを簡単に解決します。
本記事で解決できる悩み
- ブログを書く際のペルソナの作り方
- ペルソナ設定のメリット
- ペルソナ設定後にやるべきこと
伝わるブログを作るために欠かせない、ペルソナ設定の方法について、初心者でも簡単に理解できるように解説していきます。
ペルソナ設定のやり方を知れば、記事の方向性を定めやすくなり、ブログへのモチベーションが上がること間違いなし!
記事執筆に慣れていない初心者こそ、しっかりペルソナ設定をしておくべきです。
ブログのペルソナ設定は以下の項目を意識しよう。
- ペルソナ設定は読者の顔が浮かべばOK
- メリットは検索意図が明確化すること
- ペルソナ設定の答え合わせは順位計測
本記事を読み進めると、これらの項目をしっかりと理解することができます。
ネットでペルソナについて調べると、かなり細かな設定をしないといけないと思うかもしれませんが、本記事ではもっと単純に考えることができるように解説します!
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ペルソナとターゲットの違い
ペルソナ設定のコツを解説する前に、『ペルソナ』と『ターゲット』の違いを明確にしていきましょう。
ペルソナと混同しやすい言葉にターゲットがありますが、この2つはまったくの別物です。
どちらもユーザー像をイメージする点は同じですが、中身の詳細さが異なります。
ペルソナは、ターゲットよりも詳しくユーザー設定をしたものと考えればOKでしょう。
このように、ターゲットがざっくりした特徴なのに対して、ペルソナはかなり絞り込んで人物像を明確にしていきます。
ブログ記事を書く際のペルソナの作り方
マーケティングでよく使われるペルソナですが、がっつりビジネスで使うために解説されているサイトなどを見てもよくわからないと思います。
なぜなら、一般的に言われているペルソナ設定は、内容が細かすぎて理解するのが難しすぎるからです!
ぼくも初めにマーケティングに関する書籍でペルソナについて知ったときは、難しすぎて挫折しました……。
前項で例を出しましたが、一般的にペルソナを決めるときの項目として、下記のようなものがあげられます。
このように細かく人物像をイメージすることで、届けたい層に商品やサービスを届けることができると言われていますが、複雑すぎて初心者には難しい。
ブログにおいてのペルソナ設定で大切なことは、読者の顔が想像できてニーズを解決できることです。
ここまでの細かな設定は、ぶっちゃけ必要ありません。
簡単にペルソナ設定をする為の方法
では、どのようにペルソナ設定をしていけばいいのか。
一番簡単な方法は、『身近な人物をペルソナにする』です。
たとえば、下記のような人物を設定していきます。
- 過去の自分
- 会社の同僚
- 親や友人
このように、実際に存在している身近な人ならば、どんなことに困っていて、どんなことに悩んでいるのかイメージができますよね。
読者の顔が浮かんでくれば、検索意図がイメージできたり、どんな口調で記事を書けばいいか見えてくるはずです。
ぼくは過去の自分、仲の良かった同僚をペルソナにして記事を書くことが多いです。
身近な人をペルソナに設定するメリット
身近な人をペルソナに設定するメリットは以下のようなものがあります。
- 記事執筆が捗る
- 検索上位に表示されやすくなる
- 読者の心に響く言い回しができる
- ブログ記事の離脱率が下がる、滞在時間が上がる
記事執筆が捗る
実際に存在している身近な人物をペルソナに設定することによって、記事執筆のスピードが上がります。
たとえば、手紙を出すときに送り先の人物が分からなければ文章を考えることができませんよね。
伝えたい相手の顔を思い浮かべながら執筆することで、「あの人ならこういうことを教えてあげたら喜ぶかも」というような考えになり、執筆も捗ります。
検索上位に表示されやすくなる
ペルソナ設定は悩みを深堀する為に欠かせない作業です。
身近な人をペルソナにすることで、悩みを身近に感じることができ、読者のニーズに合った記事を書くことができます。
読者のニーズを解決できるような記事は、Googleからの評価も得やすく検索上位に表示される確率が高まります。
読者目線の記事を作る為にもペルソナ設定は大切です。
読者の心に響く言い回しができる
誰に向けて書くかによって、言い回しは変化しますよね。
全くの初心者に向けて書く記事が、専門用語ばかりの内容であれば読者は離れて行ってしまいます。
また、年代や性別によっても言い方のニュアンスを変えるなどの工夫が必要になってきますが、相手の顔が浮かんでいるとおのずと言い回しが変わってきます。
ブログ記事の離脱率が下がる、滞在時間が上がる
届けたい相手のことを想像できると、しっかりと伝えたいことを伝えることができます。
ブログに訪れた読者が「このブログなら悩みを解決できる」と思ってくれれば、しっかりと先を読み進めてもらうことができ、離脱することも少なくなるでしょう。
また、ブログ内の別記事にも訪れてくれる確率が高まり、SEO的にも有利になります。
ペルソナ設定ができたらするべき3つのこと
最後に、ペルソナ設定ができたらするべきことをお伝えします。
- 記事を増やす
- 順位をリサーチする
- 記事をブラッシュアップする
1.記事を増やす
ペルソナ設定ができたら、とにかく記事数を増やしていきましょう。
ただし低品質の記事を量産しても意味がないので、1記事1記事本気で書く気持ちを忘れてはいけません。
1記事執筆が終わったら、記事が読者のニーズを満たせているかチェックするクセをつけましょう。
『ペルソナ設定→記事執筆→ニーズを満たしているか確認』という流れを繰り返して、記事数を増やすのが最初の課題になります。
その後、あなたの書いた記事が読者のニーズを叶えているか、Googleに採点してもらいましょう。
2.順位をリサーチする
記事数が増えてきたら、検索順位をチェックして想定したニーズがズレていないか答え合わせをします。
方法としては実際にGoogleで検索してもOKですが、記事数が増えてくるとチェックするだけでも時間が膨大にかかります。
チェック作業時間を取られてしまうと、記事執筆に集中できなくなってしまうため、検索順位チェックツールを使うのがおすすめです。
特におすすめのツールは『Rank Tracker』。
Rank Trackerを使えば、キーワードごとの検索順位を表示することができるので、順位のリサーチに時間を取られることがなくなります。
全ての機能を使うためには、有料版を購入する必要がありますが、無料版も用意されているので、まずは無料から始めるのもいいでしょう。
投稿してしばらくは検索順位が不安定なので、2〜3ヶ月は様子をみてください。
3.記事をブラッシュアップする
記事を投稿して2〜3ヶ月後、検索順位をリサーチしてみると順位の低い記事があることに気付くはずです。
順位の低い記事はそのままにせず、ブラッシュアップしていきましょう。
この作業を『リライト』といいます。
順位の低い記事は、ペルソナ設定がうまくいっていなかったり、ニーズを解決することができていないなどの原因があります。
何が原因なのかを見極め、より読者ニーズを満たせるような記事にブラッシュアップする作業が大切です。
10位未満の記事のクリック率は1%以下なので、最低10位以内に入れるように順位チェック→リライトをくり返していきましょう。
ペルソナ設定をして、読者の芯に届く記事を書こう
今回は、ペルソナ設定をする方法について解説しました。
- ペルソナ設定は、身近な人をイメージする
- ペルソナ設定をすると得られるメリットがある
- ペルソナ設定→記事数を増やす→順位をリサーチ→リライトを繰り返す
ペルソナ設定がうまくできると、ブログ記事のPV数も伸びて、多くの人に届けることができます。
届けたい読者の顔をイメージして、良い記事を書き続けましょう!