この記事で解決できる悩み
- キーワード選定ってどうやればいいの?
- 何を基準に選べばいいの?
- 稼げるキーワードって何がある?
ブログの勉強をしていると『SEO対策』という言葉をよく目にします。
SEO対策の一つに『キーワード選定』というものがありますが、どうやってキーワードを選べばSEO的に有利になるのかわからないという人も多いのではないでしょうか。
- キーワード選定の方法は?
- キーワード選定の基準は?
- キーワード選定に使えるツールは?
誰か教えて!
今回は、こんな悩みを抱えているブログ初心者に、ぼくが実際に行っているキーワード選定方法をご紹介します。
トップブロガー直伝の、再現性の高い方法です!
これからブログを始めようとしている初心者の人には少し難しく感じる部分もあるかと思いますが、ブログ運営を長く続けるために必要な知識なので、是非この機会に学んでおきましょう。
\エックスサーバーを使ってみる/
キーワード選定が必要な理由
キーワード選定って必要? パッと思いついたことを書いたらダメなの?
ブログで好きなことを発信したいと考えている人に、まずはキーワード選定をする理由について解説します。
キーワード選定をする理由はたった1つ!
それは『読者のニーズに応える記事を書くため』です。
ブログ運営をする以上、誰かに読んでもらえる記事を書かなければいけません。
読者にとって「読みたい!」と思ってもらえる記事は、読者のニーズに応えてくれる記事です。
そこで重要なのが『キーワード』というわけです。
キーワードとは一言でいうと、『自分が悩んだときに、検索する言葉』です。
あなたも何かわからないことがでたときや、悩んでいるときにGoogleやSafariなどの検索エンジンでキーワードを使って検索したことがあると思います。
読者が検索欄に入力するキーワードを取り入れた記事を書くことが、ニーズに応える記事を書く上で重要なポイントになります。
逆に、キーワードを無視して記事を書いてしまうと、検索される可能性が低くなり、せっかく書いた記事が誰にも読まれることなく埋もれてしまうことも…。
そのキーワードがなかなか思いつかなくて困ってるんです…。
そんな人のために、キーワード選定の具体的な方法を紹介します!
超簡単なキーワード選定方法5ステップ
キーワード選定は、以下の5ステップを行うことで簡単にできます。
- メインのキーワードを決める
- サジェストキーワードをチェック
- どのくらい検索されているかチェック
- 読者の検索意図を考える
- 決めたキーワードで競合に勝てるかどうかをチェック
こんな風に進めていくのが、効率よくキーワードを決めるのにおすすめです。
難しいことは考えず、初心者の方はこれだけを意識できれば100点です。
ここから1つずつ具体的に解説していきます。
1.メインのキーワードを決める
まずはメインのキーワードを1つ決めましょう。
何について書きたいのか、ここではざっくりでいいので大きなキーワードを考えます。
『キーワードを考える』というと、難しく感じるかもしれませんが、「あなたのブログは何について書かれたブログなの?」という質問に答えるつもりで考えると浮かんでくるはずです。
たとえば、美容関係のブログであれば『美容商品』だったり、金融関係のブログなら『仮想通貨』みたいな感じで考えていきましょう!
2.サジェストキーワードをチェック
メインキーワードを決めたら、続いて『サジェストキーワード』をチェックします。
サジェストキーワードとは、検索エンジンの検索欄にキーワードを入力すると自動で表示される関連キーワードです。
このように、サジェストキーワードをチェックすれば、読者のニーズに近づくことができるんです。
サジェストキーワードを知るために、まずは実際に検索してみるのがおすすめです
たとえば、GoogleChromeの検索欄に『キーワード選定』と入力してみましょう!
『キーワード選定』と併せて検索されているキーワードが、このように表示されます。
さらに詳しくチェックしたい場合は『ラッコキーワード』という便利ツールを使いましょう。
ラッコキーワードのトップページで検索したいキーワードを入力し検索するだけで、サジェストキーワードが一瞬で表示されます。
基本無料で使えるので、ぜひ使ってみてください!
3.どのくらい検索されているかチェック
続いて、そのキーワードの検索ニーズが本当にあるのか、『検索ボリューム数』をチェックしましょう。
検索ボリューム数?何それ?
と思ったかも知れませんが、ようするに『そのキーワードが実際どれくらい検索されているのかを知る』ための工程です。
具体的な調べ方としては、Googleが提供している『キーワードプランナー』というツールを利用するのが便利です。
キーワードプランナーを利用すれば
- キーワードの検索ボリューム数
- サジェストキーワードと、その検索ボリューム数
をざっくり調べることができます。
キーワードプランナーは登録をすれば無料で使うことができるので、最初は無料で十分です。
調べてみると検索ボリューム数が数万件ほどあるビッグキーワードや、50件ほどしかないキーワードもあります。
この後の作業の参考にするので、ざっくりと確認していきましょう。
4.読者の検索意図を考える
次は記事作成の肝となる、読者の検索意図を具体的に考えていきます。
検索意図を真剣に考え、その答えを示した記事こそが『読まれる記事』になります。
たとえば『キーワード選定』というキーワードで検索した読者は、どんな意図があって検索したのでしょうか。
もっと深掘りしてみると、どんな『悩み』を解決したくて検索したのでしょう。
ここを徹底的に深堀していくのが『検索意図を考える』ということです。
- キーワード選定って何?
- キーワード選定に役立つツールはないの?
- キーワード選定ってブログを書くときに必要なの?
- キーワード選定って具体的にどうやるの?
- キーワード選定って全部自分でやらないとダメ?
想像してみると、色々な検索意図が考えられますよね。
考えることが多すぎて頭がパンパンだよ……。
すごく難しそうな話をしていますが、やることは単純です。
やるべきことは、『実際に検索して、上位サイトを見てみる』。
たったこれだけ!
何故なら、検索上位に表示されているサイトは、Googleが「この記事は悩みを解決できる!」と判断したサイトだからです。
実際に検索してみると上から
- キーワード選定のツール
- キーワード選定の手順
- キーワード選定のやりかた
という順番で表示されました。
まとめると、キーワード選定というワードは『キーワード選定をやりたいから、手順や、ツールを知りたい』という人が多いということがわかります。
サジェストキーワードでも検索してみると、さらにニーズの深堀りができます!
5.決めたキーワードで競合に勝てるかどうかをチェック
キーワード選定をする際は、競合調査を同時に行います。
検索結果を見るときに、上位に表示されるサイトは『強いサイト』、下位に表示されるのは『弱い(これから上がる可能性がある)サイト』という風に判断することができます。
上位に表示されているのが
- 有名な大手サイト
- 大企業のサイト
- 権威性のあるサイト(病院、政府機関等)
などの場合、ドメインパワー(サイトが持つ力)が強すぎるので、そのキーワードで戦っても勝てない可能性が高い。
逆に言えば、狙うキーワードの検索結果が
- ヤフー知恵袋
- 情報が古い個人ブログ
- 無料ブログ等の日記
が上位の場合は、チャンスです。
あなたがそのキーワードで良質な記事を書くことができれば、ランキング上位を狙えるかもしれません。
競合分析をすることで、このような戦略を立てることができます。
競合が強すぎるキーワードは、絶対使わない方がいいの?
もちろん、勝てなそうだからといって絶対に書いていけないわけではありません。
自分のブログに必要な情報であれば書くべきです。
しかし、読者のためになる記事が書けたとしても、読者に届かなければ記事の良さに気づいてもらえません。
どうしても書きたいキーワードが見つかったなら、世に出すタイミングも考えていきましょう!
キーワードの種類を覚えておこう
ここまで、キーワードの意味や選び方について解説してきました。
キーワード選定はやっぱり大切だね!
そんなキーワードにも、いくつか種類があるので、解説していきます。
キーワードの種類
- ビッグキーワード
- ミドルキーワード
- ロングテールキーワード
- CVキーワード
キーワードには、この4種類が存在します。
具体的に1つずつ解説していきます。
ビッグキーワード
一般的に月間検索ボリューム数が1万回以上のものを指します。
このキーワードで上位表示できると、かなりの PV数を獲得できます。
ただし、ライバルが多いので、上位表示されるのはかなり難しい。
ミドルキーワード
ビッグキーワードとロングテールキーワードの中間に位置するキーワード。
2語以上のキーワードが組み合わさったものが多く、月間検索ボリューム数5000前後のキーワードがこれに当たります。
上位表示されるとそれなりの集客、売り上げが見込めます。
ロングテールキーワード
3語以上の言葉を組み合わせた検索キーワード。
月間検索ボリューム数は1,000回未満のものをいいます。
ライバルが少なく上位表示されやすいのでドメインパワーが弱い初心者ブロガーは、ロングテールキーワードを積極的に狙いましょう!
コンバージョンキーワード
成約につながりやすいキーワードを『CV(コンバージョン)キーワード』と呼びます。
具体的には、商品購入のほか、会員登録や資料請求などの行動につながるキーワードを指します。
CVキーワードの代表例
- ジャンル名+おすすめ(比較、ランキングなど)
- 商品名+評判(口コミ、感想など)
このようなキーワードを、多くのブロガーは狙っています。
たとえば、クレジットカードを例にすると
- 「クレジットカード おすすめ」
→クレジットカードを契約することは決めていて、どこのクレジットカードが良いのかを知りたい - 「クレジットカード ランキング」
→同上 - 「楽天カード 評判」
→楽天カードを作ろうか悩んでるので、評判を知りたい(=評判が良ければ契約したい)
これらのキーワードは購買意欲の高い読者に届きやすいけれど、狙っているブロガーが多いので、ビッグキーワードと同様に上位表示されるのが難しいです。
初心者でも、ビッグキーワードやCVキーワードに挑むメリット
初心者だから、ビッグキーワードや、CVワードを狙っても上位表示されないから無駄でしょ?
と感じている人も多いと思います。
結論をいうと、そうとも限りません。
初心者でもビッグワードやCVワードを狙うべきです。
ビッグワードやCVワードを狙うべき理由
- サイト全体で見たら必要なキーワードなことが多い
- 内部リンクで上位を取れる可能性がある
- 難しい課題に挑む経験は無駄にならない
いきなり検索ボリューム数が多いキーワードで勝負するのは難しいかもしれませんが、これらのメリットがあるなら挑む価値はあります。
サイト全体を見たときに、ロングテールキーワード記事の内部リンクからCVキーワード記事に訪れる構造になっていれば、収益が発生する可能性もあります。
まずはロングテールキーワードで上位表示を目指しつつも、1つか2つくらいは、ビッグキーワードやCVキーワードにも挑戦していきましょう!
キーワード選定を制して、ブログサイトを伸ばそう!
キーワード選定は記事を執筆する上でとっても重要です。
自分の記事を多くの人に届けたい!
こういった人は、しっかりと読者の検索ニーズを把握し、そのニーズに沿った記事を作成していきましょう。
是非今回の記事を参考に、渾身の1記事を積み上げてください!
渾身の記事を書くためのツールはこちら。