ブログで一番大事なのは更新頻度だよね?よし!これから毎日記事を更新するぞ!
ちょっと待って!それは勘違いかもしれないよ。
ブログを始めた人は少しでも記事を読んでもらえるようにしたいと思いますよね。
Web上にはブログの更新頻度についてさまざまな意見があり、とにかく更新頻度は高いほうがいいと考える方も多いでしょう。
本記事ではブログ初心者の方に向けて、ブログを毎日更新する必要性と誤解をわかりやすく解説します。
本記事で解決する悩み
- ブログを毎日更新したほうがいいのか
- 毎日更新がつらい
- アクセスが伸びないがどうすればいいのかわからない
ぼく自身もブログを毎日更新していた過去があるので、そのときに感じたことや学んだことをベースに解説します。
本記事を参考に、自分に合ったブログ更新ペースを掴んでください。
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【結論】毎日更新は検索順位に関係がない
結論から言うと、毎日更新しても検索順位にほとんど影響はありません。
もう少し具体的に説明すると毎日更新が全く無意味というわけではありませんが、ブログの検索順位を上げるための要素は複数あり、毎日更新はSEO対策の一部に過ぎないということです。
SEO対策として有効な手段は以下のようなものがあります。
SEO対策の一部
- 更新頻度はどのくらいか
- ブログを作ってからどのくらい年月が経っているか
- オリジナルのコンテンツが使われているか
- ページの表示速度は快適か
- タイトルや見出しにキーワードは入っているか
- ブログ記事は同一ジャンルで作られているか
このように、毎日ブログ記事を更新することは検索順位を上げるための対策の一部に過ぎず、センターピンではないのです。
逆に、毎日更新に拘るあまり他の有効な対策まで手が回らずに検索順位が落ちてしまうこともあるでしょう。
更新頻度を高めることで得られる3つのメリット
毎日更新が検索順位に大きな影響を与えないとはいえ、更新頻度を高めるメリットはあります。
主なメリットは以下の3つです。
更新頻度を高めるメリット
- 執筆スピードの向上
- 閲覧数の増加
- 成長の加速
今現在ブログの更新を頑張っているあなたの努力も、すべて無駄というわけではありません。
1つずつ解説します。
執筆スピードの向上
ブログを始めたばかりのころは、1記事書き上げるだけでも相当な時間を必要としたはずです。
ぼくも最初は1週間かけても1記事完成しませんでした。
時間がかかってしまうのは、単純に文字を書くスピードが遅いからです。
100文字執筆するのに平均10分かかる人は、1000文字に100分、10000文字に1000分もの時間が必要になります。
執筆スピードを上げるためには「文字を書き続ける」のが最適です。
毎日文字を書き続けると100文字に10分かかっていたのが5分、3分と短くなるでしょう。
執筆スピードは早ければ早いほどコンテンツを生み出す数が増えるので、常に意識するのがおすすめです。
閲覧数の増加
記事の更新が頻繁に行えれば、その分読者の目に留まる確率は高まります。
なぜなら、読者の悩みは千差万別なので、色々な人の悩みに対応できる記事がストックされると閲覧数が伸びる可能性があるからです。
ただし、先述した通り毎日更新をして、むやみに記事数を増やしても検索順位にさほど影響がないので、爆発的に閲覧数が増えるということはありません。
更新頻度を意識しすぎずに、記事に一次情報を盛り込んだり信頼できるデータを引用したりするなど、クオリティを高められるように意識しましょう。
成長の加速
文字を書けば書くほど執筆スピードが上がり成長していくように、更新頻度が高まると様々な面で成長が加速します。
具体的には以下のような面において成長が期待できるでしょう。
更新頻度を上げると成長できること
- 新しい知識が増える
- 記事構成を考えられる
- 執筆スピードを上げる工夫ができる
- データ引用元の候補が増える
- SEO対策を意識してブログを作れる
スキルを定着させるには「継続」と「反復」が必要です。
更新頻度を高めると日に日にスキルが身につき、最初は全てにおいて調べながら進めていた人でも感覚的に記事を作れるようになります。
自身が成長すると記事のクオリティが上がり、ステップアップもしやすくなるでしょう。
更新頻度を高める3つのデメリットと対策
では反対に更新頻度を高めることによって起こるデメリットにはどんなものがあるでしょうか。
今、毎日更新に取り組んでいるけれど結果がてていないという方は、以下のデメリットを確認してください。
更新頻度を高めるデメリット
- 分析・リライト時間の不足
- モチベーション維持の難しさ
- 燃え尽き症候群への注意
1つずつ解説します。
分析・リライト時間の不足
毎日ブログ記事を更新できるようなペースで執筆していると、公開したあとの記事を分析し、問題点を洗い出してリライトするという時間を確保しづらくなります。
ブログ記事は公開して終わりではなく、検索順位が上がらなければ記事の内容を見直したり、ときには非公開にしたりという対策が必要です。
対策を怠ってしまうと、内容の薄い記事ばかり増えていきドメインパワーが下がってしまいます。
ドメインパワーに関しては以下の記事をチェック!
モチベーション維持の難しさ
毎日ブログを書き続けるというのは、意識を高くもち毎日のルーティンに記事執筆を組み込まなければなりません。
しかし、実際にやってみると「今日は体調が悪いから…」とか「書くことないし今日はいいか」といったように、継続するのはかなり難しいです。
ぼくも約2年毎日更新をしていましたが、かなりキツかった…
人間の意志は自分で思っている以上に弱いので、モチベーションを維持するためには高度な仕組みづくりが必要です。
燃え尽き症候群への注意
更新頻度を高く保とうと考えたときに「まずは1ヶ月毎日更新する!」といったような目標を立てる人も多いでしょう。
目標に向って執筆を進めるのはとても有効な手段です。
しかし、気をつけてほしいのが目標を達成したあとの「燃え尽き症候群」。
1つの目標が達成できると、次の目標に向かう際に腰が重くなる人は少なくありません。
目標は短期的、中期的、長期的に分けて立て、モチベーションを保ちながら進める必要があります。
更新頻度とSEOの関係
ブログの更新頻度を高めることは、SEO(検索エンジン最適化)に関係がありますが、必ずしも検索順位を上げる直接的な要因にはなりません。
前述したように、更新頻度を意識しすぎてその他の多くのことを犠牲にするのはコスパが悪すぎます。
ここからは具体的に更新頻度とSEOの関係を解説します。
毎日更新をしても表示順位に影響はない
本記事で何度も伝えたいことは毎日更新すること自体が直接、検索順位に影響するわけではないということです。
とにかく記事を増やせばアクセス数が増えて順位が上がるはず!
過去のぼくは、ただただ記事を増やすことに注力して失敗しました。
大切なのは、記事の内容が読者にとって有益かどうかです。
質の低い記事をたくさん更新するより、質の高い記事を適切な頻度で更新する方がSEO的にも効果があります。
読者のニーズを捉えて悩みを解決できるような内容を盛り込み、タイトルで惹きつけられるようにキャッチーなワードをしっかりと考える。
短時間で記事を書き上げるよりも、このようなことに時間をかけるのがおすすめです。
読者のニーズに応えるためのキーワード分析についてはこちらの記事をご覧ください。
更新頻度<文字数
記事の文字数も重要なポイントです。
文字数の少ない記事をたくさん更新するよりも、内容がしっかりした長めの記事を投稿する方が、SEOに良い影響を与えることがわかっています。
1000文字の記事を10記事投稿するよりも、10000文字の記事のほうがパワーがあります
1つのキーワードで数万文字の記事を執筆するのは大変ですが、角度を変えた解決策を紹介するなどの工夫で、さまざまな読者のニーズに応える記事になるでしょう。
ただし、前述したように長さだけでなく内容が充実していることが前提条件です。
ブログ初心者と上級者にとっての更新頻度の違い
ブログ初心者と上級者は、当然ですが更新頻度に差が出てきます。
自分が置かれているステージを把握して、適切な更新頻度でブログ運営をするのがおすすめです。
初心者と上級者が意識したい更新頻度と目的を解説するので、自分が今どのステージにいるのかを考えながらチェックしてください。
初心者向けの成長戦略
初心者がまず考えるのは、記事数を増やしてブログサイトを形にすることです。
そのため、執筆のスピードを意識して更新頻度を高めるのを優先します。
えっ!今までと言ってることが違うじゃん!
そうです!ブログ初心者に関しては更新頻度は重要度が上がります。
ブログを開設したばかりのときはドメインパワーが弱く、ほとんどアクセス数が稼げません。
3ヶ月ほどはアクセス数を気にせず、2〜30記事を目標に記事を書き続けましょう。
記事が増えてくると、集客用の記事と収益用の記事にある程度関連性を持たせることができ、アクセス数アップとともに収益の発生を期待できます。
「集客用の記事と収益用の記事って?」という人はこちらの記事をチェック!
また、初心者のうちに高めの更新頻度をたもてると文章力やブログ運営のスキルを磨けるので、1週間に1記事公開するくらいのペースで記事を作成しましょう。
上級者は更新頻度を調整
ブログ運営に慣れてきて、記事数をある程度ストックできた上級者は、更新頻度を調整しましょう。
このステージでは記事の質に集中し、読者にとって価値のある内容を提供できているかという点が重要です。
記事数が増えてくると、それぞれの記事でアクセス数を稼げているものと稼げていないものが明確にわかります。
アクセス数を調べるには「Googleサーチコンソール」がおすすめです。
読者のニーズにハマった記事は、自分の思った通りのキーワードで検索されアクセス数が伸びていることもあるでしょう。
一方で、全くアクセス数が稼げていないものや、クローラーに発見されていない記事などもわかるはずです。
そんな伸びていない記事に対して、原因を追求してリライトを重ねるのが上級者のやるべきこととなります。
アフィリエイトやアドセンスで収益を立てている人は、クリック率を伸ばせるように言葉の言い回しを考えるのも大切です。
上級者は改善点に気づく力がついてくるので、新しく記事作成していた時間を調整し、これらのリライト作業に比重を高く置きましょう。
リライトする際に意識するポイントをこちらの記事にまとめました。
効率的な更新頻度を保つためのコツ
ブログ初心者が効率的に執筆を行うためには、いくつかの工夫が必要です。
はじめはどうしても執筆に時間がかかってしまいがちですが、ポイントを押さえておけば挫折せずにブログ運営ができるでしょう。
具体的なポイントは以下のとおりです。
更新頻度を保つポイント
- 事前準備とネタのストック
- 執筆時間の管理
- 趣味を生かした記事作成
1つずつ解説します。
事前準備とネタのストック
更新頻度を上げるためには、記事のネタを事前に考えておくことが重要です。
アイデアが浮かんだら、すぐにメモしておき、記事を書くときに使えるようにします。
ぼくは、思いついたらスマホのメモ帳にすぐに打ち込んでいます。
読んだ本の内容や、旅行に行った先で感じたことなどをメモする習慣をつけておくと、ブログ執筆の役に立ちます。
事前にネタをストックしておくことで、記事執筆がスムーズに進み、初心者の人でも記事を積み上げられるでしょう。
執筆時間の管理
人間の集中力は長く続かないので、執筆時間をうまく管理することが大切です。
たとえば、毎日同じ時間に記事を書く習慣をつけたり、〇〇をしたら記事を書くといった「If-Then-Planning(イフゼンプランニング)」を活用したりすると、リズムができて執筆しやすくなります。
「通勤電車に乗ったら執筆をする」と決めておくと、身体が勝手に動き始めるのでおすすめです。
また、無理に長時間かけて書くのではなく、短時間で集中して書くことも大事です。
執筆を25分間で集中して行い、休憩を5分取ってから再度執筆を始める「ポモドーロテクニック」という方法も高い集中力をキープするのに効果があります。
タイマーをセットして決まった時間に執筆するだけなので、今からでも始められるお手軽な方法です。
自分に合った方法で執筆時間を管理することで、モチベーションを保ちながらブログ運営を続けられるでしょう。
趣味を生かした記事作成
ブログの記事を執筆するときに、自分の趣味や興味のあることをテーマにすると書くのが楽しくなります。
全く興味も知識もない内容の記事は書いていてつらいですし、執筆のスピードも遅くなりますよね。
やはり自分の興味のあるテーマで記事を執筆している人のブログは読んでいて引き込まれますし、自分が体験したことを記事に盛り込んでオリジナリティを出せます。
詳しい内容を書くことができるので、読者にも価値のある情報を提供しやすくなるでしょう。
ブログのテーマを決める際は自分が興味を持てるものを選ぶのがおすすめです。
ブログの更新頻度まとめ
本記事ではブログ運営における更新頻度の効果について紹介しました。
本記事のまとめ
- 毎日更新は検索順位に関係がない
- 更新頻度を高めることで得られる3つのメリット
- 更新頻度を高める3つのデメリットと対策
- 更新頻度とSEOとの関係
- ブログ初心者と上級者にとっての更新頻度の違い
- 効率的な更新頻度を保つためのコツ
更新頻度の高さはブログを成長させる1つの要因ですが、センターピンではありません。
更新頻度に固執してしまうと、ブログが成長せずに挫折する原因になります。
自分に合った効果的な更新頻度を見つけて、記事を積み上げましょう!
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