個人ブロガーがブログで収入を稼ぐには、どうすればいいんだろう?1年後には月10万円くらいは稼げるようになりたいなぁ。あと、個人ブロガーが平均いくら稼げるのか知っておきたい!
そんなお悩みにお答えします。
本記事で解決できる悩み
- 個人ブロガーの平均ブログ収入
- ブログを収益化する仕組み作り
- ブログを収益化するためのステップ
今回は、これからブログを始める初心者に向けて、ブログはどのくらい稼げるのか、どのようにすれば収益化できるのかについて解説します。
今後ブログで収入を得たいと考えている人には必見の内容です。
本記事を参考にしつつ、自分のブログをアップデートしましょう。
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個人ブロガーの平均収入はいくら?
早速、個人ブロガーの平均年収を見ていきましょう!
「日本アフィリエイト協議会」から発表されたデータによると、ひと月のブログ収入は次の通りです。
平均収入を計算するために、中央値を用いて計算すると、ひと月の平均収入は「33,574円」となっています。
平均収入は33,574円ですが、収入が0円の人も全体の40.1%もいますね。
約5人に2人はブログを頑張っているのに結果が出ていないので、ブログを収益化するハードルの高さがデータからもわかります。
けれど、別データを見てみるとブログ歴2年以内で月5万円を稼ぐ人も、18.9%いるので、継続することの大切さを再確認できますね。
ブログは他のビジネスと違って、原価があまりかかりません。
ブログから得た収入がそのまま利益になると思うと、チャレンジする価値はありますね!
ブログから収入を得ているブロガーはWordPressを使っている
個人ブロガーの大半はWordPressを使ってブログ運営をしています。
データを見てみても、75.9%のブロガーがWordPressでブログを運営をしていることがわかりますね!
ブログ運営をするためには大きく分けて、有料のWordPressと無料ブログの2パターンがあります。
ですが、ブログで収益化を狙うならWordPress一択です。
実際、ブログで収益を得ている個人ブロガーのほとんどが、WordPressでブログ運営をしているのが何よりの証拠です。
WordPressでブログを開設する方法については、下記の記事で解説していますのでご覧ください。
開設は10分ほどあればできるので、パパっと立ち上げましょう。
個人ブロガーが稼げるようになるまでにはどれくらいかかる?
ブログ運営は、収益化まで時間がかかるというのは周知の事実です。
では、実際稼げるようになるまでどのくらいの時間が必要なのでしょうか。
データを基に解説します。
50%の人が2年後に月収1万円を達成
月収1万円というのは初心者にとっては最初の壁だと思います。
ブログ運営を2年以上続けたブロガーの約50%が、月1万円を達成することができています。
2年続けて月1万かぁ……。先が長い……。
こう思われた人は次のデータを見てみてください。
4年後には50万円を稼げる可能性も
ブログ運営を諦めずに続けることで、本業の収入を超える利益を上げることも可能です。
先ほどのデータを見てみると、4年以上ブログを続けた結果、50%の人が20〜50万円を稼ぐことができています。
4年もかかるならブログなんかやりたくない!
4年と聞くとかなり長く感じますが、それはブログを「副業」だと考えているからではないでしょうか?
仮にサラリーマンとして就職した新入社員のなかで、4年で50万を稼げるようになる人がどれくらいいるのかを考えてみてください。
月収50万円も貰えるサラリーマンはかなりの少数派なのではないでしょうか?
そう考えると、4年で50万円を稼ぐ可能性があるブログは夢がありますね!
ブログ運営を本気で始めるなら、「副業」ではなく、本業を同時に行う「複業」のつもりで取り組みましょう!
個人ブログで収入を得る方法
個人ブロガーでも収入を得ることは可能です。
ですが、正しい方法でブログ運営を行わなければ、稼ぐまでに時間がかかってしまったり、時間をかけたのに全く稼げないなんて結果にもなりかねません。
ここからは、ブログ運営で収入を得るための方法を解説します!
ブログを収益化するための2つの仕組み
ブログで収益を得るためには、次の2つの仕組みのどちらかを利用するのが一般的です。
ブログを収益化するための仕組み
- アフィリエイト収入
- 自社商品・自社サービス
アフィリエイト収入とは
ブログ運営での収入の多くはアフィリエイト収入が大半を占めます。
アフィリエイトは広告主の扱う商品をブログで紹介し、その商品がブログ経由で購入されると成果報酬を得られる仕組みです。
たとえば、あなたが旅行ジャンルのブログを書いているとして、読者があなたのブログ記事からホテルや航空券の予約をした場合に広告主から広告収入をもらえます。
具体的には、ASPサイトで広告案件を探し、自分のブログに掲載します。成約の条件は案件によって異なるのでASPサイトで確認しましょう。
自社商品・自社サービスとは
ブログを通して読者の方に、自分の商品やサービスを販売することで収入を得る方法もあります。
たとえば、下記のような商品があります。
- コーチング
- グッズ販売
- カウンセリング
- 有料note
- kindle書籍
実際にアイテムを売る場合や、サービスを売る場合など内容は様々です。
自社商品の販売は利益率が高くなりやすいのが特徴で、アフィリエイトと並行していけば収入が伸びる可能性も!
ぼくもkindleから出版した書籍を同時に販売して、収入源を増やしています。
徐々に収入の柱を増やせるように、計画的に運営しましょう!
読者の課題解決を手助けできる記事を書く
ブログ収入を得るためには、読者の課題解決を手助けできる記事を書くのが最重要です。
なぜなら、読者が行動を起こすことでブロガーは広告収入を稼ぐことができるからですね。
読者の課題を解決するためには、読者の検索意図を知り記事を執筆する必要があります。
読者の検索意図のタイプは以下の4つがメインとなるので、執筆の際には意識しましょう。
4つの検索意図
- 知りたい
- 行きたい
- やってみたい
- 買いたい
読者はこれらのことを解決するために検索をして、あなたのブログ記事に辿り着くので、読者の課題を解決できるブログを執筆できるように意識してみてください。
具体的な書き方については以下の記事を参考にしてください。
ブログで得た知識を別の場所でも活かす
ブログで収入を得る方法はアフィリエイトや商品販売だけが全てではありません。
ブログを収益化する過程で「WEBマーケティング」全般のスキルが必要になります。
これはブログ運営をしていく中で少しずつ磨かれていくはずです。
具体的には、SEO(内部SEO・外部SEO)やライティングスキル、マーケティングスキルといった汎用性の高いスキルを高めることができます。
ブログ運営で培ったスキルを活かして、WEB業界に転職・就職したり、WEBライターとして活動することも可能です。
実際、ぼくはブログで培ったスキルを活かしてWEBライターとしてお仕事を頂いています!
ブログ運営のメリット
ブログで収入を得る方法が理解できたら、続いてブログ運営で収入を得るメリットについて解説します。
ブログ運営で収入を得るメリット
- 利益率が高い
- 在庫を持たなくていい
- 少ない資本で始められる
- 長期目線で計画を立てられる
- 記事が資産になる
1つずつ解説します。
利益率が高い
ブログ運営は、誰かを雇ったり店舗を持ったりする必要がないので、利益率が高くなるビジネスです。
時間や場所にとらわれずに作業することができるので、自由度も高いビジネスともいえます。
在庫を持たなくてもいい
アフィリエイト広告で収入を得る場合、広告主の商品を紹介するだけなので在庫を抱える必要がありません。
商品を安く仕入れて高く売る「せどり」のようなビジネスとは仕組みが違うので、在庫リスクが少ないのは大きなメリットです。
初心者でも安心して始められますね。
少ない資本で始められる
ブログ運営はパソコンとインターネット環境が準備できれば今すぐにでも始められます。
初期投資としては10万円もかからないでしょう。
初期投資が少なければ黒字になるまでの時間が少なくなるので、見逃せないポイントになります。
ブログにかかる具体的な金額は、この記事で紹介しているので参考にしてください。
長期目線で計画を立てられる
初期費用が莫大にかかったり、毎月の支払いが高額になるようなビジネスは、短期の売り上げを伸ばさなければいけません。
支出よりも収入が少なくなってしまうと、続けることができなくなってしまうからです。
その点ブログ運営は、先ほど書いたように費用がかからないので、長期目線で運営することができます。
余裕を持ってできるのは大きなメリットですね。
記事が資産になる
これがブログ運営における最大のメリットといってもいいでしょう。
時間をかけて執筆した記事は、あなたが寝ている間にもお金を生み出してくれる「金のニワトリ」のようなものです。
記事を資産に変えるためには、無料ブログではなくレンタルサーバーに契約し、独自ドメインで行う有料の「Wordpress」を使うのが正攻法です。
レンタルサーバーは会社によって機能やサービスが違いますが、特に「エックスサーバー」がおすすめ!
エックスサーバーでブログを開設すれば、同時にWordpressも開設してくれます。
初心者でも簡単にセットアップできるので、今すぐブログを始めたい方はチェックしてみてください!
ブログ運営のデメリット
ブログで収入を得ることのデメリットは、主に3つあります。
ブログのデメリット
- 収益化するまで時間がかかる
- 社会的信用を得にくい
- 安定性に欠ける
わかりやすく解説します。
収益化まで時間がかかる
ブログで一発当てれば不労所得が得られる!バズるワードで記事を書けばいいんでしょ?
このように考える人もいるかもしれませんが、ブログを収益化させるのは簡単ではありません。
読者に対して価値のある情報を提供する必要がありますし、WEBマーケティングの勉強も必要です。
たとえば、Google検索して上位に表示されたとしても、読者が「全然ダメ!なにこれ!」みたいに満足できなければ、一瞬で他のブログに移られてしまいます。
読者のニーズを分析し、渾身の記事を執筆し続けなければ収益化は難しいでしょう。
社会的信用を得にくい
職業はブロガーです!
こう言っている人を、信用できるかといったら難しいのではないでしょうか。
いくら稼いでいるからといっても、フリーランスはなかなか信用を得づらい傾向にあります。
ブログは広告収入を得ることができるまともなビジネスですが、世間的には「ブログで生計を立てている=社会的信用力はあまりない」と見なされてしまうのは仕方のないことです。
今でこそ副業でブログを始める人も増えてきて、少しずつ社会的信用力は上がってきていますが、会社員程の信用は得られないでしょう。
安定性に欠ける
ブログ運営に限らず、個人でビジネスをする場合は会社員と違って毎月の収入が安定しません。
前月は50万の売り上げがあったけれど、今月は20万か。
といったようなことが起こることがあります。
ブログを本業にしている人は、収入が安定しないことを見越してキャッシュを確保しておく必要があります。
広告収入を得るための具体的な方法
ブログ運営の収益方法のメインとなる広告収入。
実際、どのようなプロセスで進めていけば広告収入を得ることができるのか気になりますよね。
ここからは、広告収入を得るための具体的な方法をご紹介します。
広告収入を得る具体的な方法
- 成果報酬型広告
- クリック報酬型広告
- 純広告
1つずつ解説します。
1.成果報酬型広告(アフィリエイト)
まずは収益化のメインとなる成果報酬型広告(アフィリエイト)です。
紹介した商品・サービスを、読者が購入することで、ブロガーにアフィリエイト報酬が入ってきます。
歩合制で働く営業マンに近い収益方法ですね。
主にアフィリエイトを行う方法としてはASP(アフィリエイト・サービス・プロバイダー)と呼ばれる代理店を使い行うことが多いです。
A8.netやafbといったASPが大手ですが、いろんな種類の広告主と提携してアフィリエイトを行えた方が有利になります。
各ASPについては、下記に記事にて詳しく解説しているので参考にしてください。
2.クリック報酬型広告(アドセンス)
2つ目は、クリック報酬型広告(アドセンス)です。
アフィリエイトが成約しなければ報酬にならないのに対し、アドセンスは1クリックごとに報酬が発生する仕組みとなっています。
クリック報酬型広告は主にGoogleアドセンスで設置できます。
申請は上記のサイトからでき、審査に合格することでブログ記事に合った広告をGoogleが自動で作成してくれます。
特定ジャンルに特化せず、雑記ブログで好きなことを書いていきたいという人は、Googleアドセンスとの相性はいいと言えるでしょう。
ただし、1クリックの広告単価が低いので、Googleアドセンスで収益化させようと考えるなら、大量のPV数を集めななければいけません。
1つのジャンルに特化したブログとの相性はあまり良くないので、自分の運営するブログジャンルに合わせて使い分けましょう。
3.純広告
最後は、純広告です。
ASPサイトやGoogleアドセンスを使うのではなく、企業から依頼されてブログのヘッダー(上部)やサイドバー(本文横)、フッター(下部)の広告枠に、月額何万円といった形で報酬をもらえる広告です。
企業から直接依頼をもらえるようになるには、月間アクセス数十〜百万ほどをコンスタントに維持するくらいの人気ブログにしなければいけません。
ぶっちゃけ、ブログ初心者にはあまり関係のない話ですが、今後ブログが成長した時のために頭の片隅に置いておいてください。
ブログ収益化までの5つのプロセス
次は、ブログを収益化するためのプロセスを5つご紹介します。
何から始めていいのかわからない人は、このプロセスに沿って進めてみて下さい。
ブログ収益化までの5つのプロセス
- ブログを開設する
- ブログのジャンルを決める
- ASPに登録する
- 記事を執筆する
- アフィリエイト広告を掲載する
1つずつ解説します。
1.ブログを開設する
まずは、ブログを始めないと話になりません。
ブログを始めるためには次の設定を済ませましょう。
- レンタルサーバーと契約
- WordPressをダウンロード
- デザインテーマ導入
- プラグインの設定
上記の4つを完了すれば、スタートラインに立つことができます。
昔はWordPressの設定に手こずることもありましたが、今はレンタルサーバーの機能でWordPressのセットアップも同時に行えるものがあるので初心者でも簡単です。
WordPressブログを開設した後は、デザインのテーマを導入していきましょう。
おすすめのテーマは、当ブログでも使用している「AFFINGER6」です。
無料のテーマもありますが、有料テーマの方がSEO対策もされていたり、デザインのバリエーションが多いので購入して損はないツールでしょう。
途中で導入すると、今まで書いた記事のレイアウトが崩れてしまったりするので、ブログ運営を続けていくのであれば早めに購入するのがおすすめです。
2.ブログジャンルを決める
続いて、ブログのジャンルを決めて方向性を定めましょう。
けれど、いきなり方向性を決めましょうと言われても、どんなジャンルが良いかわからないですよね。
ジャンル選びに正解はないですが、ブログ運営の目的が「収益化」であれば稼げるジャンルを選ぶのがおすすめです。
たとえば、「ブログジャンル」や「仮想通貨ジャンル」などはアフィリエイト広告の報酬額が高額で稼ぎやすいジャンルとされています。
さらに具体的なブログのジャンル選びについては、以下の記事を参考にして下さい!
3.ASPに登録する
アフィリエイトを始めるために、ASPに登録しましょう。
定番ASP5社
ちなみに、ASPは何社に登録しても無料です。
ただし、登録に審査が必要な場合があるので、記事数が少ないうちは審査なしのASPを選ぶようにしましょう。
審査なしのASPに関しては以下のブログで紹介しています。
4.記事を作成する
ここまで準備ができたら、記事執筆に取り掛かりましょう。
参考までに、ぼくが実際記事を執筆する際の行程をご紹介します。
記事制作の流れ
- キーワード選定
- 検索ニーズを分析する
- 記事構成を作成する
- 記事をライティングする
- 装飾、画像を追加して公開
上記のような感じですね。
キーワード選定
キーワードというのは読者が検索サイトで検索するであろう言葉のことで、そのキーワードで検索した読者のニーズに応える記事を書いていくのが基本となります。
キーワードの選び方は以下の記事を参考にしてください。
検索ニーズを分析する
キーワードが選べたら、さらに深掘りをします。
読者はなぜそのキーワードで検索しようとしたんだろう?
どんな悩みを解決したいんだろう?
このように検索意図をしっかり理解することで、読者のニーズに応える精度の高い記事を書けるようになります。
記事構成案&ライティング、装飾
キーワード選定と検索意図が決まれば、あとは「記事構成」を基に記事を執筆します。
記事構成のテンプレートはこちらの記事で公開しているので、ぜひチェックしてください。
テンプレートを使っても、最初は記事1本書くのに何時間もかかるかもしれませんが、徐々に執筆スピードは上がっていくのでご安心ください。
ぼくも、最初は1本の記事を書き終わるまでに3日ほどかかっていたので「全然記事数が増えない…」と悩んでいましたが、今では装飾や画像添付を含め5時間ほどで1記事を完成させることができるようになりました。
日々の積み上げは無駄にはならないので、諦めずに努力しましょう!
5.広告を掲載する
記事を執筆したら、広告を掲載しましょう。
なお、予めASPサイトで自分のブログジャンルにマッチした広告主に提携申請をしておくとスムーズです。
案件によっては、申請してすぐに提携が完了する案件もあるので、ある程度リサーチしておきましょう。
設置した広告リンクから読者が商品を購入してくれれば、報酬が発生します!
まずは1円でもいいので、自分の力で稼ぐ体験をしてみましょう。
まとめ:個人ブログは長期目線で見れば可能性の大きなビジネス
今回は個人ブログの平均年収と、ブログの収益化についてまとめました。
個人ブログで収入を得るためには以下のステップで始めることができます。
- WordPressでブログを開設
- 読者のニーズに応える記事を書く
- アフィリエイトで収益化
そして、読者のニーズに応える記事づくりで大切なのがこちらです。
- キーワード選定
- ニーズの深掘り
- 読者にとって読みやすいデザイン
ブログ運営を正しい方法で継続すれば、徐々にアクセスが集まるようになり、個人ブログでも収益化することが可能です。
継続が得意な人はブログ運営に向いているので、興味がある人は今すぐにでも行動してみて下さい。